前回、土砂災害や洪水の場合に、火災保険から保険金が出るか、についてご紹介しました。
土砂災害と洪水については、「住宅火災保険」では対象となっておらず、保険金が出ません。
しかし、さらに補償範囲が広い「住宅総合保険」であれば、補償の対象であり、保険金が出ます。
保険金が支払われる被害の程度、支払われる保険金額は、各社の保険商品によって異なりますが、下記のような設定が多くなっています。
<補償の対象となる被害>
l 時価の30%以上の損害となった
l 床上浸水または地盤面から45㎝を超える浸水となった
<補償額>
| 損害の程度 | 補償額 | |
| 時価の30%以上の損害 | 損害額(修理費)×70% | |
| 床上浸水または地盤面から45㎝を超える浸水 | 15%~30%未満の損害 | 保険金額(支払限度額)×10%(上限200万円) |
| 15%未満の損害 | 保険金額(支払限度額)×5%(上限100万円) | |
支払われる保険金額は、最大でも損害額の70%となっており、これだけでは損害額を賄えないようになっています。
ただ、損害額(修理費)の全額が出るタイプもあります。
また、オプションで選べるようになっているものもあります。
自宅(建物)だけでなく、家財も対象にすることもできます。
もちろん、補償を厚くすればするほど、保険料に跳ね返ることは言うまでもありません。

