生命保険の販売は、このところ大きな変革期を迎えている、と言ってもよいでしょう。
このサイトでもご紹介しておりますが、新しい保険会社が相次いで誕生しています。
そして、保険の販売方法も、インターネットや保険代理店が拡大しています。
楽天生命の登場は、この流れを加速させるかもしれません。
今後、保険商品の人気ランキングでも上位に入ることでしょう。
注目したい保険会社です。
「楽天生命」は、今年の4月に〝社名変更〟によって誕生した生命保険会社です。
もともとは「アイリオ生命」という名の保険会社でしたが、昨年10月に楽天が買収しました。
今年3月に100%子会社化して、完全に楽天の保険会社として再スタートしました。
実はこの保険会社は、さらに源流をたどると、「エキスパートアライアンス」という無認可共済に行き当たります。
かつて多く存在していた無認可共済に保険業法の規制が掛けられ、廃業するか、少額短期保険会社へと移行することになりました。
その中で、無認可共済の最大手のエキスパートアライアンスは、株式会社への移行を果たしました。
生命保険の株式会社となるのはハードルが高く、唯一移行できた「アイリオ生命」は当時話題になりました。
もっとも、「エキスパートアライアンス」の頃は、共済(無認可)でしたので、加入者からの〝紹介〟が、加入者獲得の源泉でした。
「マルチ商法まがい」との批判もあったようです。
生命保険会社となってからは、それまでのビジネスモデルが通用せず、伸び悩んだのでしょうか、楽天に譲渡されることになりました。
このような〝いわくつき〟の保険会社ではありますが、楽天生命となってからは、インターネット販売を強化しています。
なお、インターネットの楽天市場には、「楽天 保険」のサイトがあり、多くの生損保の商品を扱っています。
こちらは、楽天の子会社である保険代理店で「楽天インシュアランスプランニング㈱」のサイトです。
こちらは、生命保険16社、損害保険21社、少額短期保険10社を扱う乗合代理店で、楽天生命とは全く別です。(もちろん、楽天生命の保険商品も扱っています。)
楽天生命は、かつては紹介による販売が中心でしたが、IT企業のグループとなってからは様変わりです。
保険代理店による販売も行っていますが、主流はインターネットによる通信販売です。
他社も含めて、ネット通販による保険販売の特色は、「保険料が安い」「商品内容がシンプルでわかりやすい」「他社にない変わり種」です。
楽天生命が扱っている保険商品は、4つのみです。
死亡保険は「楽天生命ラブ」のみ。
医療保険は「楽天生命スマート」「楽天生命ロング」「楽天生命ピンポイント」の3つです。
次回からの2回で、商品を紹介しながら、その特徴について説明します。
※なお、筆者が楽天生命から手数料や依頼を受けていることはありません。

