先日ある雑誌よりアンケートの依頼を受け、保険のランキングを選択しました。
多数のFPが選んだものを集計しますので、ランキングの結果はどうなるのかわかりませんが、ランキングの選択をしているうちに、ユニークな保険商品を見つけました。
保険商品はすっかり成熟した市場で、市場の成長は期待できません。
それだけに、他社の商品とは一味違った特色を出そうと、各社が頭をひねっているのがよくわかります。
今回から3回に分けて、保険会社ごとに特徴をご紹介いたします。
- メディケア生命
平成21年に設立された新しい保険会社です。
とは言っても、住友生命と三井生命が合弁で設立した会社で、保険代理店、インターネット、通販に特化した保険会社です。
住友生命など、販売員を多く抱えている保険会社は、自社の社員と競合しないように、別会社で〝安い保険商品〟を販売しています。
・「メディフィットA」(医療保険)
医療保険です。特別に特徴はないのですが、内容をシンプルにして、安さを追求しています。
- フコクしんらい生命
富国生命の子会社で、主に金融機関向けに保険商品を提供しています。そのために、保険の本来の役割である保障よりも、資産運用のための商品としての面を重視した商品を中心に扱っています。銀行や信用金庫などの金融機関は、保険商品を運用商品の一つとして販売しているからです。商品に求められるのは、万が一の場合の保障ではなく、万が一とならなかった場合の運用利回りです。
・「NOぷろぶれむ」(終身保険)
終身保険は、死亡した場合に保険金が出る保険商品ですが、途中で解約返戻金を手にすることで、運用商品の代わりとして使えます。
その中でも「低解約返戻型」の終身保険は、解約した際の利回りを追求しています。
同商品は、30歳時加入・60歳時払済で、払込み期間満了後の返戻率が約120%と高くなっています。
- オリックス生命
オリックスグループの保険会社で、保険代理店での販売が中心です。
シンプルで、比較的手ごろな保険料の商品が多く、専門家のアンケートでも評価の高い商品が少なくありません。
特に、医療保険「CURE(キュア)」などは、さまざまなランキングで、医療保険の1位を独占しています。
そのオリックス生命が、インターネット専用商品を出しています。
・「Bridge(ブリッジ)」(定期保険)
格安のインターネット専用商品を発売するというのは、今までの販売ルートと競合しますので、抵抗があるものです。
しかし、定期保険は商品の特徴を出しづらく、インターネット専用にすることで、低価格を実現しました。

