生命保険の謝絶①

生命保険は、病気や死亡などの万が一に備えるための保障です。
共済なども含めると、多くの保険会社、農協、生活協同組合が扱っています。
多くの保険商品がありますが、いくつかの分類に分けると、各社、団体の商品にはそれほど大きな違いはなく、販売競争も過熱しています。
ところが、いざ加入しようとすると、断られてしまうことがあります。
保険加入の謝絶です。過去の病歴などにより、生命保険へ加入できないということは少なくありません。
今回と次回は保険加入の謝絶について考えてみます。

健康に不安な人ほど、病気や死亡の場合が心配ですから、それに対する備えをしておきたいと思うものです。
しかし、過去に病歴があり、健康に不安がある人は生命保険への加入が難しくなります。
思っている以上に保険加入のハードルは高く、あちこちで断られてしまう、ということも少なくありません。
あれほど、熱心に誘ってきた保険営業員が手のひらを返したように冷たくなり、相手にしてくれなくなったという話も聞きます。
病気などの心配が少ない健康な人は保険による保障がうけられるものの、本当に心配な人は保障を得られないものだと、つくづく感じます。

しかし、生命保険会社にも言い分はあります。
保険は加入者の保険料で、病気や死亡した人の保険金を支払います。
病気や死亡の可能性が高い人が多く加入してしまうと、保険金の支払いが多くなり、そのために保険料を高くしなければならなくなります。
生命保険会社は、できる限り安い保険料で保険料品を提供できるように、ぎりぎりの保険料で商品の設計をしています。
少しでも保険金の支払いが増えてしまうと、採算が合わなくなってしまいます。
それを防ぐためにも、病気や死亡の可能性が高い人は保険への加入をお断りしなければなりません。
ただ、実際に病気や死亡の確立を計るのは至難の業です。
そこで、保険会社としては、現在の健康状態や過去の病歴から見て、「少しでも心配な人は加入させない」ということしかできません。
そのため、過去の病歴などで加入を謝絶することになります。

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