2021年度の社会保険料

健康保険料

 会社員などのお勤めの人が加入しているのが、健康保険です。会社に健康保険組合がある場合は、その組合が定める保険料率で健康保険料が決まります。健康保険組合がない場合は、全国健康保険協会(協会けんぽ)が定める保険料率が適用されます。40~64歳は、介護保険料分が加わります。

全国健康保険協会の保険料は、都道府県ごとに異なります。今年度でも、上がった県、下がった県と、まちまちです。ここでは、東京都のものを記載いたします。東京都は、昨年より0.03%下がりましたが、介護保険料分が0.01%増えました。2021年3月(4月納付分)より適用されています。

 

東京都の協会けんぽ 健康保険料率

 

40歳未満と65~74歳(本人負担分)

40~64歳(本人負担分)

年収500万円の場合の年額(40~64歳)

2019年(H31)

9.90% (4.95%)

11.63% (5.815%)

290,750円

2020年(R2)

9.87% (4.935%)

11.66% (5.83%)

291,500円

2021年(R3

9.84% (4.92%)

11.64% (5.82%)

291,000

 

後期高齢者医療保険料

 75歳以上の人は、お勤めであってもそうでなくても、後期高齢者医療保険に加入します。保険料は都道府県ごとに決まっており、2年ごとに金額が変わります。今年度は変更の年ではありませんので、昨年度と同じ金額が継続されます。

金額は、世帯単位で金額が決まるようになっており、「均等割」の部分は、75歳以上の人数を掛けます。同じ家族でも、75歳未満の人は、国民健康保険や健康保険に加入しており、後期高齢者医療保険の対象ではなく、人数に含めません。夫婦でも年齢によってまったく別の保険制度になるわけです。保険料は、原則として年金から天引きされます。

厚生労働省が公表している全国平均の金額を見てみます。以下の表では、1人世帯として金額を出しています。

 

 

保険料率(規定)

所得割+均等割

1人当たりの平均額

(年額)

1人当たりの平均額

(月額)

2016-17年度

9.09%+45,289円

69,424円

5,785円

2018-19年度

8.81%+45,116円

71,492円

5,958円

2020-21年度

9.12%+46,987

76,764

6,397

 

介護保険料

 40歳から介護保険制度の被保険者となり、介護保険料を支払うことになります。ただ、64歳までは、国民健康保険料または健康保険料として支払いますので、「介護保険料」として支払うのは、65歳以上の人となります。年金から天引きされます。介護保険を管轄している広域連合によって異なりますが、市区町村ごとと考えてよいでしょう。

3年ごとに改定となり、今年度は改定の年です。今年度の金額は、全国の平均で6,014円となりました。この金額が2023年(令和5年)まで続きます。

とうとう全国平均で6,000円を超えてしまいました。2000~02年の第1期は2,911円でした。16年後の2018年には2倍になり、さらに上昇が続いています。年額での負担額を見ると、もはや小さい金額ではありません。市区町村によってもかなり差があり、3,300円から7,600円と、倍以上の開きがあります。

 

 

 

基準額の平均(月額)

同左(年額)

2009-11年度

第4期

4,160円

49,920円

2012-14年度

第5期

4,972円

59,664円

2015-17年度

第6期

5,514円

66,168円

2018-20年度

第7期

5,869円

70,428円

2021-23年度

第8期

6,014円

72,168円

 

※基準額は、「本人が住民税非課税で、本人の年金収入額と合計所得金額の合計が80万円を超え同一世帯に住民税課税者がいる方」の保険料です。ここを基準として上下に、15段階程度の保険料が設定されます。

2021.7.4記

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