マイナポイントがスタートしてから1ヶ月。すでに登録して、ポイントをゲットしている人もいるかと思いますが、多くの人は何も手を付けていないのではないでしょうか?
今からでも十分に間に合いますので、具体的にどのようにすれば〝お得〟になるのかを見ていきましょう。
まず、マイナポイントがどのようなものなのかを確認します。消費税が引き上げられた昨年(2019年)10月から「キャッシュレス・ポイント還元事業」が行われ、カードなどで支払いをすると5%あるいは2%の還元がされましたが、この事業は今年(2020年)の6月末で終了となりました。第2弾の還元策として実施されたのが「マイナポイント」事業です。これは、消費税の引き上げによって企画されたもので、コロナ渦の経済対策ではありません。消費税引き上げによる消費の落ち込み防止とマイナンバーカードの普及を目的としています。ただ、カードで支払いをすればよかった以前の「キャッシュレス~」と比べて、今回は還元を得るのに手間がかかります。
期間は、今年(2020年)9月から来年(2021年)3月末までの7カ月間です。還元の対象になるのはキャッシュレス決済で、①電子マネー ②プリペイドカード ③QRコード ④クレジットカード ⑤デビットカード です。事前に申し込みをしておくと、買い物やチャージでの金額の25%分がポイントとして還元されます。その原資は税金です。もっとも、一人当たりの上限は5,000円となっています。2万円以上の買い物をすると5,000円のバックがある、というイメージです。半年間という短い期間ではありますが、日常的にキャッシュレス決済をしている人であれば、無理なく上限までゲットできるでしょう。子供の分も含めてキャッシュレス決済を登録すれば、家族で得られる還元額は大きくなります。
ただし、マイナンバーカードを作成することが条件です。作成には1ヶ月程度かかりますので、今からマイナンバーカードを作成する場合は、急いだほうがよいでしょう。
では、手続きを説明します。まず、マイナンバーカードを持っていない人は、その作成からとなります。作成の申請は、郵送、パソコン、スマホでできます。写真とマイナンバー通知カード、郵送の場合は交付申請書が必要です。交付申請書は、通知カードの下についていました。捨ててしまった人は、パソコンでダウンロードするか、役所でもらいます。申請後1ヶ月ぐらいで「交付通知書」が届きますので、市役所などの指定された場所で受け取ります。受け取りの際に4桁のパスワードを設定します。(マイナポイントの登録の際に必要になります。)
マイナンバーカードを手にしたら、マイナポイントの予約&申込みをします。税金を使って還元する制度ですので、予算の制約があり、利用できる人数も限定しています。そのため、最初に「予約」をしてから、クレジットカードなどの登録をします(申込み)。利用できるキャッシュレス決済は1人1つに限定されており、申込み時にそのカードを登録します。あらかじめよく使うものを選んでおけば、予約&申込みは一挙にできます。今のところ、まだ予約の制約人数に達する心配はなさそうですが、早めに予約&申込みだけはしておいた方がよいでしょう。ただ、この手続きが少し面倒です。
手続きは、パソコン、スマホでもできますが、パソコンの場合はマイナンバーカードを読み込むカードリーダーライタが必要です。スマホの場合はNFC(近距離無線通信:Felicaも可)対応のものでなければできません。マイナンバーカードにスマホを重ねて、データを読み取る作業が必要です。それ以外では、「マイナポイント手続スポット」で手続きをすることができます。郵便局、コンビニ、携帯ショップに設置してあります。コンビニだと、ATM、マルチコピー機で手続きができます。(セブンイレブンのマルチコピー機は利用終了となっています。)いずれも手続きは、画面に従って、マイナンバーカードのパスワードや決済サービスID、セキュリティコードなどを入力します。決済サービスIDとセキュリティコードは、決済サービスの会社によってまちまちです。なかには生年月日を使うという場合もあり、事前に確認が必要です。決済サービスの方でも、事前に会員登録やメールアドレスの登録が必要な会社もあります。コンビニに行く前に、マイナポイントのサイトまたはカード会社のサイトで確認しておかないと、戸惑うことになるでしょう。
さて、マイナポイントの予約&申込みができたら、後は買い物をするばかりです。上限額(5,000円)までは、購入額の25%のポイントが付与されます。チャージでも付与されますので、期限が迫ってきたらこの手を使いましょう。ポイントの利用は、来年(2021年)3月を過ぎても大丈夫です。ただし、カード会社によってポイントに利用期限があるかもしれません。せっかくポイントを貯めたのに、使わないうちに失効してしまったということがないように気をつけたいものです。以前の「キャッシュレス~」では、その場で還元分を割り引くというカードもありましたが、今回はあくまで決済サービス会社でのポイント付与となります。その使い方も確認しておきたいものです。キャッシュレス決済を利用していても、そのポイントまでは有効活用できていない人は少なくないのではないでしょうか。
2020.10.5記

