治療は、すでに書きましたように、1日20分程度の陽子線の照射を、毎日1回、20日程度受けます。
特に痛みもなく、ベッドに寝ているだけです。
施設の方に言わせると、「歯医者さんのイメージ」とのことです。
化学治療やほかの一般の放射線治療と違い、副作用に苦しむこともありません。
陽子線治療が得意としているのは、脳や肺、肝臓や前立腺などのガンです。
食道ガンも対象ですが、胃ガンは対応できません。
胃が動いてしまうので、うまく照射ができないためです。
乳ガンは、乳房を固定するパッドを開発して試みている段階です。
血液のガンである白血病は対象外です。
また、他の臓器に移転がある場合なども対象になりません。
陽子線治療にかかる費用は、1回(一連の20回程度の照射)で約300万円です。
公的医療保険の対象外となっており、全額が自己負担となります。
まだ研究段階である「高度先進医療」という位置づけで、検査や診察などの費用には保険が適用されるものの、この治療については全額自己負担となります。
症例が積み上がり、安全性が確認されると、一般の治療として保険適用になります。
すでに、前立腺ガン、骨軟部腫瘍、頭頚部悪性腫瘍、小児ガンは、今年の4月から保険適用になり、原則3割負担となりました。(一部適用とならない場合もあります。)
対象となるものは4月以降、治療の申し込みが増えているそうです。
メディポリス国際陽子線治療センターの全景
(隣に、「指宿ベイヒルズ&スパ」があります。)



