お勧め保険商品アンケートとの比較「医療保険」「がん保険」

経済雑誌で「お勧めの生命保険」という記事があり、そのアンケートに回答しました。何人かのFPから集められたアンケート結果が集計されて、雑誌に掲載されました。その結果と私がお勧めに挙げたものの比較の2回目です。今回は「医療保険」と「がん保険」です。(商品名が太字のものは、アンケート結果と私がお勧めとして選んだものの両方でベスト3に入っているものです。保険会社名の「保険」は省略しています。)

<医療保険>

  アンケート 私のお勧め
1 &LIFE新医療保険Aプレミア(三井住友海上あいおい) &LIFE新医療保険Aプレミア(三井住友海上あいおい)
2 医療保険新CURE(オリックス) 終身医療保険プレミアムDX(チューリッヒ)
3 終身医療保険プレミアムDX(チューリッヒ) メディフィットA(メディケア)

医療保険もほとんどの保険会社が販売していますから、商品数はかなりの数になります。それでも、ベスト3に挙げられた商品のうち、2つは重なりました。他の商品が悪いというわけではけっしてありませんが、人気のある商品というのはおのずと限られてきます。

第1位は、どちらも三井住友海上あいおい生命の「&LIFE新医療保険Aプレミアです。入院給付金の支払い限度を1入院につき60日までとすることで保険料を抑えながらも、がんや脳血管疾患などの8つの病気については支払い期間が無制限となっています。アンケートで第2位となっている「医療保険新CURE」も同様で、7つの病気は無制限です。この保険は、支払い期間を2段階に分けた先駆け的な商品で、このようなアンケートで上位の定番になっています。「終身医療保険プレミアムDX」も7つの病気は無制限で、さらにオプションで統合失調症や気分障害(うつ病)などのストレス性疾患も365日まで支払期間を保障することができます。

私のお勧めでは第3位に「メディフィットA」を挙げました。メディケア生命は、保険代理店向けの第一生命の子会社です。それだけに保険料が安い上に、がん診断特約、抗がん剤治療特約などを付けられるようになっており、がん保険を兼ねることができます。

アンケートの結果も、私が選んだものも、特色のある保障内容を打ち出している商品が上位に選ばれました。

<がん保険>

  アンケート 私のお勧め
1 新がんベスト・ゴールドα(FWD富士) 終身がん治療保険プレミアムDX(チューリッヒ)
2 終身がん治療保険プレミアムDX(チューリッヒ) 新がんベスト・ゴールドα(FWD富士)
3 がん保険ダブルエース(ライフネット) がん保険ビリーブ(オリックス生命)

がん保険も商品数は多いのですが、やはり人気のある商品は限られてきます。FPとしても比較的、人気のある商品からだと選びやすいものです。中には特色のあるものを選ぶ人もいますが、アンケートでの集計となると、知名度のある人気商品が上位にきます。

アンケートで第1位、私のお勧めで第2位となっている「新がんベスト・ゴールドα」は、商品改定前の「がんベスト・ゴールド」という名称だったころからFPには定評のある商品です。がんと診断されると、300万円が一時金で支払われるという、大きな特徴があります。それで以前からアンケートでは常に1位となっているぐらいですが、他社からは同様の商品の追随がありません。

逆に、第2位の「終身がん治療保険プレミアムDX」は工夫が凝らされています。入院のいかんにかかわらず、がんの治療を受けるとその治療費が保障の対象となります。自由診療でも1年間は保障の対象とします。いずれも、給付の基準が入院日数ではない点が特徴です。がん保険は、医療保険よりも手厚い保障ですが、やはり入院日数に応じて給付金が出るものが多いのですが、そうではない商品が上位に挙げられているのが特徴です。

第3位の「がん保険ダブルエース」はネット専業の保険会社の商品です。「がん保険ビリーブ」はオリックス生命ですが、ネット専業にそん色ないぐらい保険料は安くなっています。

2020.1.12記

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