アベノミクスを考える④

アベノミクスがうまくいくと、金利にはどのように影響を与えるでしょうか。

大胆な金融緩和によって、まず金利は低下します。
実際に、日銀の政策会議が行われた平成25年4月4日に、10年物長期国債の利回りが0.325%と、史上最低を更新しました。
これは、日本だけでなく、人類史上最低の金利です。
外国でも10年満期の国債がこれほどまでの低金利になったことはありません。
さらに金利が低下するかどうかはともかく、当面は低金利が続くことになりそうです。
しかし、物価が上昇し、景気が回復していけば、金利は逆に、上昇していくことになります。
景気の回復を伴って金利が上昇を始めた場合は、日銀も無理に引き下げることはしないでしょう。(もしかしたら、物価上昇率2%達成の公約にこだわり、金融緩和を続ける可能性もあります。)

ただ、どの時点で上昇に転じ、どれくらいのスピードで上がっていくかは、まだわかりません。
場合によっては、政府に対する信用不安が大きくなり、国債暴落⇒金利急上昇となる可能性も考えられますので、注意が必要です。

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