リスクとリターン④

<ケース3:長期保有の場合>

先物取引がハイリスク・ハイリターンではないとすると、どのようなものが相当するのでしょうか。
リスク(ブレの程度=資産の変動性)が大きく、リターン(平均収益率)が大きいものが、ハイリスク・ハイリターンです。
毎年の変動が大きく、大儲けの年もあれば、大損の年もある。
しかし、毎年の結果を平均すると、けっこう儲かっているということです。
例えば、新興国の株式や債券などが相当するといえるでしょうか。
毎年の変動は激しく、大きく上がる年も下がる年もあります。
しかし、先進国よりも大きな経済成長が続くとすれば、長期間の平均を取った場合の〝平均〟を取ると、高い収益率となります。

ハイリスク・ハイリターンの商品を持っている場合は、長く持ってさえいれば、よい成果を得ることが出来ます。
大損することもありますが、大儲けすると年もあり、その結果の平均が〝ハイリターン〟となっているのですから。
ただし、20~30年の期間は見ておく必要があります。
また、その国が高成長をする前提が崩れ、「ハイリターン」でなくなってしまえば、よい成果どころか、回復も難しくなります。
それがわかるのが数十年後なのがつらいところです。

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