高配当利回り銘柄②

まず、「配当利回り」の確認です。

配当利回り(%)=1株当りの配当金額÷株価×100(%)

配当は、決算期の株主に分けられる利益です。
多くの企業が3月決算となっていますので、3月末、9月末の株主が配当を得られます。(小売業などでは2月末8月末が多い。)
実際には、決算期後の株主総会で配当の金額は決まります。
「配当利回り」の計算に使われる配当の金額は、これから得られる配当額です。
ですから、正確には「予想配当利回り」であり、このとおりの配当が出るとは限りません。
業績悪化や不祥事の発覚などで、急には配当金が減額となる場合もあります。
あくまで、〝順調に行けば〟という前提で見る必要があります。

一般に、「配当利回りが高い」ということは、「予想される配当金額に対して株価が低い」ということになります。
配当は、今の利益から捻出されます。
その金額が高いにもかかわらず、株価が低いということは、「将来的な成長性はあまり期待できないと市場参加者の多くが見ている」ということの現われです。
よって、企業としての急成長や株価の急上昇は、あまり期待できません。
インターネット関連やバイオ関連など、急成長が期待される新興企業はいずれも配当利回りは低くなっています。
株式相場全体が上昇するような局面では、上がり方が鈍い傾向もあります。
その点は覚悟して購入する必要があります。
つまり、「優良企業」ではない、ということです。
ただ、「割安銘柄」であることは確かですので、状況によっては、株式相場の平均以上に上昇する可能性も十分にあるのではないでしょうか。

質問はこちらから