株式相場のメド②

現在の日経平均の1株当たり利益は、1,035円程度と考えられます。これは、来年の3月決算での予想です。つまり、平成26年4月~平成27年3月の間の業績です。
昨年度、つまり平成26年3月決算の実績とあまり変わりません。
消費税の影響がはっきりしないため、ほぼ横ばいの予想となっています。
ここから、日経平均株価のメドを計算します。

1,035円×15倍=15,525円

となります。
つまり、15,525円が日経平均株価の〝適正な水準〟と考えられます。
最近は、15,000円から16,000円の間で上下しています。
おおむね〝妥当な株価〟の辺りで推移しているといえます。

上記は、株価を企業の利益だけで判断する考え方です。20141017-2
株価は、企業業績だけでなく、買い手や売り手の思惑など、さまざまな要因で動きます。
しかし、少し長い目で見てみると、株価(日経平均株価)と企業の業績(1株当たり利益)は、似通った動きをしています。
ときどき離れることもありますが、すぐに近づきます。
株価は、企業の業績を反映して(あるいは予想して)動いているようです。
それを離れた動きは、後で修正されることが多いので、要注意です。

ただ、いわゆる〝バブル〟のような状態となると、この限りではありません。かつてはPERが40~50倍が普通でしたし、もっと高い時期も珍しくありません。そこまでいかなくても、PERを18倍としただけで

1,035円×18倍=18,630円

となり、さらに上昇が続くと考えられます。また、為替は1ドル=93円まで進んでおり、このまま円安が進めば、さらなる増益もあり得ます。前提を変えると、さらなる上昇も予想できてしまいますが、「損しないように」ということを考えると、常に冷静な視点は持っておきたいものです。

今回ご紹介したのは、1つの見方であり、それも前提を変えると、〝適正な水準〟も変わってしまいます。しかし、変動する株式相場に向かう以上、相場のメドは考えておく必要があります。そして、それに基づいた判断をすることが大切です。

※ここでは、株式相場の見方についてご紹介したものです。
実際の株式相場がこの通りに動くわけではありません。
投資に当たっては、自己責任のもと、ご自身の判断で行ってください。

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