では、実際に1つのREIT(不動産投資信託)を見てみましょう。
日本ビルファンド(8951)
- 投資口の価格:562,000円(10/14終値)
- 今年の分配金:8,152円(1月1日)
- 1口の価格:7,520円(7月1日)
- 分配金利回り:2.79%
- スポンサー(設立した主体):三井不動産
- 保有物件:首都圏を中心に73棟
- 主な物件:NBF日比谷ビル、ゲートシテ大崎、西新宿三井ビル
- 特徴:2009年に上場した日本で最初のREIT。日本最大規模。オフィスビル特化型
東京証券取引所に上場されて自由に売買ができるのは、H26年10月現在で46銘柄です。日本ビルファンド以外に、代表的なもの、ユニークなものをいくつか挙げてみます。
- 代表的なもの:規模が大きく、安心できます。
| 名称 | 証券番号 | 特徴 | 予想利回り | 価格(10/14) |
| ジャパンリアルエステイト | 8952 | オフィスビル特化型(こちらも最初のREIT) | 2.74% | 559,000円 |
| 日本リテールファンド | 8953 | 商業施設特化型 | 3.88% | 213,700円 |
| 平和不動産リート | 8966 | 複合型(オフィスビル+住居) | 3.88% | 86,800円 |
- ユニークなもの
| 日本ロジスティックスファンド | 8967 | 物流施設特化型 | 3.22% | 238,200円 |
| 大和ハウス・レジデンシャル | 8984 | 住居特化型 | 3.74% | 461,500円 |
| ジャパン・ホテル・リート | 8985 | ホテル特化型 | 3.16% | 65,200円 |
| 星野リゾート・リート | 3287 | ホテル特化型 | 2.98% | 1,093,000円 |
| 福岡リート | 8968 | 総合型(商業施設中心・九州地区に特化) | 3.54% | 189,400円 |
今年の11月に、有料老人ホームの物件を保有する「日本ヘルスケア」が上場します。
これら、ユニークなものとはいっても、ホテルなどを運営するのではなく、不動産を所有して、ホテルから賃貸収入を得ているだけです。
企業への投資ではなく、不動産投資であることを忘れてはいけません。
一般的に、オフィスは利益率が高いのですが、引っ越してしまうことがあり、収益が安定していない傾向があります。
(上記の「日本ビルファンド」「ジャパンリアルエステイト」は、オフィス特化型にも関わらず、利回りは低くなっています。これは、かなり資産規模が大きいためで、一般的な傾向とは異なっています。)

