今後の経済・株式相場の見通し③

<アメリカ経済の現状>

9月に利上げは見送られましたが、遅かれ早かれ、連邦準備理事会(日本の日銀に相当する)は利上げをするでしょう。
アメリカは経済状況が良くなっており、金利の引き上げが必要な段階となっています。
ただ、金融市場への影響が心配されています。
この点については、両氏の見方は一致しています。
違うのは、利上げが及ぼす金融市場への影響の大きさです。

Q氏は、現在の状況は、「資産バブル」となっており、アメリカの金利引き上げは「投機の時代の終焉」ととらえるべきだとしています。
リーマン・ショック後に、アメリカの連邦準備理事会は〝異次元の金融緩和〟を行いました。
大量に投下されたマネーが、新興国、商品、先進国株式市場などに流入し、価格の高騰=バブルを生み出しました。
この6~7年は、カネ余りによる、世界的なバブルの状態だったと見ます。
株式市場や商品市場での投機は、低金利だからこそできたのであり、金利が上昇すると投機は撤退します。
今後は、今までのような株式市場の上昇、商品価格の上昇は望めないと見ています。

Z証券のV氏は、連邦準備理事会が利上げをすると、一時的には株価を抑えるものの、その影響は限定的で、その後に株価はまた上昇に向かうと見ています。
そもそも「金利を引き上げる」というのは、景気が良いからです。
景気が良いなら、企業業績は良いはずで、株価も上昇して当然です。
実際、過去に利上げした時を見ても、その後は株価が上昇しているケースが多いとのことです。

アメリカの景気が良くなっている点については、意見が一致していますが、株式市場などへの影響で意見が分かれています。
この点については、私は判断できません。

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