住宅ローンの金利タイプ

消費税は8%になりましたが、それでも金利が低く、状況が許すのなら、住宅購入を検討したいところです。
そこで悩ましいのが、住宅ローンの金利タイプの選択です。
まず、住宅ローンの金利タイプには、次の3つがあります。

固定金利:住宅ローンの完済まで金利が一定のものです。毎月の返済額も確定しますので、安心です。「フラット35」が代表的です。

変動金利:半年ごとに金利が変わります。5年間は返済額が一定ですが、金利が上昇すると、元本の返済が少なくなります。銀行独自のローンはこちらが中心です。

固定金利期間選択型:3年や5年など、当初に決めた期間は金利が一定です。決めた期間が終了すると、その時点での金利で再び固定金利の期間を選択します。

このうち、「固定金利期間選択型」は、変動金利の一種だと考えてください。
住宅ローンは、20年、30年と長期にわたります。
そのうち、3年や5年の金利が固定されていたとしても、いずれ金利が変わることに違いはありません。
金利タイプの名称に「固定金利」という言葉がついていますので、金利が固定されている印象を持ってしまいがちですが、将来の金利がわからないという点は、変動金利と同じです。

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