住宅ローンを組む時に忘れてはならないこと①

住宅ローンを組むと、元金と金利を支払っていくことになりますが、払うのはこれだけではありません。
融資手数料、保証料、団体信用生命保険料なども必要となります。
住宅ローンを選ぶ際に、金利の安さだけで決めるのは早計です。
金融機関も金利を低くして融資手数料を高くするなど、金融機関によって戦略が異なりますので、注意が必要です。
金利、融資手数料、保証料を含めた総支払額がどれくらいになるかを比較することが大切です。
もちろん、支払額だけでなく、つなぎ融資に対応してくれるのか、繰上返済はしやすいのかなども大切は要素になります。

<住宅ローンを組んだ場合に必要となる費用>

融資手数料:住宅ローンを借りる時にかかる事務手数料です。
融資事務手数料とも言われます。金融機関によって①定額と②定率に分かれています。
定額の場合は、3万円から5万円程度で、金額が決まっています。
最近は31,500円が多くなっていますので、それほどの負担ではありません。
定率の場合は、融資額の〇%のようになっています。
融資額が3,000万円であれば、1.05%でも315,000円となり、定額よりもかなり高額になります。
定率にしている金融機関は、ローンの金利を低く設定し、その分融資手数料で利益を確保しています。
ですから、ローンの支払い金利と融資手数料の金額を合わせて、どれくらいの負担になるのかを、金額で確認して考える必要があります。
いずれも、消費税がかります。

※ 住宅ローンを組む時に忘れてはならないこと②」に続きます。

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